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2006年5月28日 (日)

杉一枚板のセンターテーブル

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今まで、ほとんど活用されることのなかったお座敷を何とかしたい………というか、団体のお客様に楽しんでいただきたいというわけで、長さ210センチという杉の一枚板センターテーブルを導入しました。何と、この見事なテーブルは、奈良の奥地で造っておられる職人さんに、直接オーダーして造ってもらったものです。まあ、触ってみてください。この厚み、テクスチャー、シブイ色、高級感。まさに私のイメージ通り。まだ、木の香りのするテーブルで呑む酒は格別ですよ。従来に比べるとテーブルの長さはぐっと長く、幅は50〜60センチとずっと狭くなりましたので、詰めれば10名様のお客様にも対応できます。かなり膝をつき合わせてという感じにはなりますが、そんな宴会もなかなか、楽しいものでは………?

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2006年5月25日 (木)

障子を開ける。

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私だけには見えないが、ファサードに「この店に入るな」という看板が掛かっているに違いない。そんなことを考えていた数日でした。なるべく、早く友人に協力してもらって、外せるものなら、その看板を外したいと考えたのです。今日、10年以上の友人で共にファッション業界の仕事をしてきた仲間のTさんに、「その窓を開けたら………」という提案をもらいました。「その丸窓はスリガラスなので、開けても同じだよ」「いや、もうひとつの大きな窓の障子よ」「おっと」そうです。窓はもうひとつありました。この障子を開放すると、歩く人にも一瞬ですが、店内の様子を見ることができるようになります。しかも、窓の向こうには(この写真ではわかりませんが)当店自慢の「酒」の額がライティングされて見えるのです。何故、今までそんなことに気付かなかったのでしょう。お金をかけてファサードを改装するとかではなく………何となく、何となくですが、これが閉塞感を打ち破るブレイクスルーになるのでは………そんな気がしてきました。

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2006年5月20日 (土)

宿れ!言霊(コトダマ)

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寿司屋時代のインテリアにあったモノを全部とってしまったので、店はシンプルになったというより、これはもはや殺風景へと変化してしまいました。そこで、考えること2ヶ月。そりゃ、2ヶ月も考えれば誰でも何か結論が出るというものですが………。「書」すなわち文字をたくさん使おうということに決めました。今まで、絵や写真をインテリアに活用することには慣れていたのですが、「書」ははじめての経験です。つまり「言霊」のチカラを借りようというわけですが、いやあ、「書」っていいものですね。当店のメインポジションに置かれたのは、書家の蓮花さんにお願いして書いていただいた「酒」の一文字。
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ビシッと決まりました。まあ、本物を見に来てください。
ついついニヤけてしまうほど、京都で最もカッコイイ店へ一歩一歩近づいています。言霊計画はこのあと、第二弾、第三弾も計画していますので、乞うご期待!


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2006年5月14日 (日)

麻のれんを透過して浮かぶロゴ

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本日、やっと第2期電気工事が終わりました。
大きな、蛍光灯ダウンライトの後に、小さなハロゲンスポットを埋めるという、面倒な工事で、電気屋さんは「できません」「天井を張り替えて」「そんな器具はない」の連続でした。そこで、活躍するのは、エンジニアである実弟でした。以前の器具のために空いてしまった大口径の穴をシーリングするために、1個200円の植木鉢用のプラスティック皿を活用。見事に6個のスポットライトの設置に成功しました。ハロゲン用の照明器具はネット通販で定価の四分の一程度の価格で購入していましたので、かなり、格安にできたと思います。当店の暖簾は薄い麻ですが、これを透過して、立体ロゴが浮かぶというわけです。さて、少しはカッコ良くなったかな。

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2006年5月12日 (金)

純米吟醸 くどき上手

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ネットで映画の予告編を見ていて、映画「カサノバ」がリメイクされることを知りました。少し期待したのですが、予告編だけでがっかり。学生の頃見た(ちゃんと映画館で)フェデリコ・フェリーニ監督の「カサノバ」は面白かったなあ。稀代のモテモテ男カサノバは、何故か白塗りのドナルド・サザーランド。時計仕掛けでロボットみたいなフクロウは、あの時に羽をバタバタさせて興奮するのです。(その時の音楽が最高!今でもあのフクロウが欲しい)面白さと哀愁と少しエッチが同居して、知的な雰囲気と芸術性まである。当時はドナルド・サザーランドをよく知らなかったので、あの「M★A★S★H」や「ニール・サイモンのキャッシュ・マン」に出てくる俳優と同一人物と知ったのは、ずいぶん後のことでした。しかし、この映画は口説き方の勉強にはあまりならなかったようです。

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2006年5月 7日 (日)

都に雨の降るごとく

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大型連休最終日の京都は残念ながらずっと雨でした。と言っても、この数年はまっとうな人の暮らしをしておりませんので、正月や連休など、邪魔でしかありません。あくせく働く社会がストップして、どこへ行くわけでもなく、店も仕事も暇。自分だけが取り残されているようで、寂しさが増すばかりです。………「都に雨の降るごとく  わが心にも涙ふる」………「ウウウッと泣く」。
ヴェルレーヌの詩が浮かびます。(昔は最後まで暗誦できたのですが、記憶力が著しく衰えた今では、全く思い出せません)
さて、いよいよ連休も終わりました。9連休を海外で過ごした人も、寝て過ごした人も、家庭サービスに明け暮れた人も、当店で、旨い日本酒を呑みましょう。連休の間に、日本酒メニューの半数が入れ替わっています。少し、トレンドに走りすぎたかもしれません。しかし、これこそが私のやりたかった日本酒Barのスタイルです。

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2006年5月 6日 (土)

鯨正宗 純米吟醸

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昔、家具のチラシを1年ほど作っていたことがあります。クリエイティブのエージェンシーに勤めていた頃ですから、20年近く前になるでしょうか。会社にとっても安定した仕事で、利益もそこそこあったように記憶しています。しかし、クライアントというのは、実に気まぐれなもので「次回はコンペね!」の一言で、この仕事を失うか???………アタマを掻きむしり、熊のようにウロウロしてもアイデアが浮かばず、「仕事を守れなければクビ?」という危機一髪の局面に立たされました。………確か誰かの一言からインスピレーションが生まれ………“レトロチラシ”「家具の黄金週間」が誕生。自分で言うのもなんですが、よきコンセプトに秀逸なレトロなイラストのヴィジュアルというわけで、見事にコンペに勝ち抜き。何とか仕事を守ることができました。ゴールデン・ウィークには、時々そのことを思い出します。以来、困った時はレトロ!というわけで、レトロなラベルに心惹かれる「鯨正宗」。しっかり、さらりの正当派です。

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2006年5月 5日 (金)

長珍 しんぶんし純米生60

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ロンドンの路上でフィッシュ&チップスを売るおじさんは、「今日は寒いね。遠くへ帰るのかい。じゃあ、とっておきのエロ新聞で包んであげよう。これで絶対冷めないよ………」と言うとか………そんな話を、何かで読んだことがあります。何だか粋な話なので忘れられません。ケンタッキーのフライド・フィッシュも包装紙は新聞紙をデザインしたパッケージだったように記憶。(かなり昔)。大阪の本町通り、東横堀川の少し西にあるにある「ゼー六」はレトロな喫茶店。そこで売られる手作りアイスモナカと言えば、私も好きな大阪名物のひとつですが、新聞紙の保冷力を固く信じて、頑固にドライアイスを使わないことで有名です。保温力もあって、保冷力もある新聞紙というわけで昔は何でも新聞紙に包んだものですが、古新聞が包装紙としての役割を課せられなくなったのは、いつのことからでしょう?新聞紙に包まれているというと、意外性のあるパッケージというより、別の温かみを感じてしまうのは、私だけでしょうか。

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2006年5月 4日 (木)

瓢箪から独楽蔵

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当店の名前は「ひさご」。漢字で書くと「瓢」。これはひょうたんという意味です。「瓢箪からコマが出る」という諺がありますが、私もこの「独楽蔵」というお酒を出すのに(これは私のお気に入り燗専用酒)ジョークのつもりで言ってしまったのは、間違いでした。
玩具の「独楽(コマ)」ではなく、馬という意味の「駒」が正しいそうです。瓢箪から子馬が飛び出すというありえない話から「冗談で言った事が、思いがけず本当に実現するたとえ」と辞書にある意味で使われます。まったく勉強になるものです。

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2006年5月 3日 (水)

愛と情熱の日本酒

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突然ですが、かつて、足をつっこんでいたアパレル業界のことから………
1970年代にはVAN、JUNなどの三文字メーカーや、ワールド、レナウンという、大手アパレルが、日本の流行を牽引していました。当時は、私もVANが大好きで、アルバイトで稼いではバーゲンに走ったものです。
1980年代に入ると、DCブランドの時代に突入します。DCとはデザイナー&キャラクター・ブランドの略で、大手のアパレルメーカーでは作れないような、デザイナーの個性が全面に出た商品を企画生産販売する事業のことを指します。
もちろん、私も例に漏れずニコルやビギ・グラスから始まり、川久保玲の「コム・デ・ギャルソン」に傾倒し、ファッション・バカとなりました。当時は川久保玲や山本耀司というファッション・デザイナーの情報も数多く紹介され、まさに憧れの人だったように記憶しています。
私自身が体験した、この一連の流れを、お酒に転じて思うとき、大手酒造メーカーの時代から。いよいよ日本酒もDCブランドの時代に突入するのか。………とわたしは考えます。併せて、季節労働者である杜氏の高齢化は、若い新たな醸造家の誕生を促しているようにも思います。若き醸造家の群雄割拠、日本中に旨い酒の百花繚乱。そしてその活躍の場を世界に拡大する人も登場するだろう………と。

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2006年5月 1日 (月)

純米吟醸「大地の子」

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本日、奈良県の中谷酒造株式会社の中谷社長さまにご来店いただきました。写真は2004年秋にこの酒の米である山田錦の収穫に参加させていたいた時のもの。といっても、稲刈りにはほとんど参加せずにBBQに熱中しておりましたが………ちなみにこのボトルは私のアートディレクションです。よって、この純米吟醸「大地の子」は当店の永久定番になっております。

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